COLUMN
ゴルフ初心者が身につけたい上達コラム
学生がゴルフスクールに通うメリットは?スクールの選び方・初心者向けマナーを紹介
ゴルフと言えば大人の趣味というイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、実際にプレイしているのは大人だけではありません。ゴルフは学生向けの習い事としてもおすすめのスポーツです。
学生がゴルフスクールに通う場合、ジュニア向けの教室に通うケースと大人向けの教室に通うケース2種類のパターンがあるため、年齢を踏まえてどちらに通うべきかまず検討するとよいでしょう。
本記事では学生がゴルフスクールに通うメリットや具体的な選び方、初心者が知っておくべきマナーについて分かりやすく解説します。
【目次】
1.学生がゴルフスクールに通うメリット
正しいスイングを覚えられる
明確な目標を持って取り組みやすくなる
ゴルフを継続するきっかけになる
2.学生向け!ゴルフスクールの選び方
ジュニアor一般向け
費用
ルールについて教えてくれる
3.学生が身に着けるべきゴルフの初心者マナー5選
打つ人の近くに立たない
プレー中に大きな物音を立てない
バンカーショット後は地面をならしてから出る
グリーン上では走らない
ボールマークを治す
4.まとめ
1.学生がゴルフスクールに通うメリット
ゴルフスクールに通っているのはプロを目指すジュニアと趣味を楽しむ大人だけではありません。
学生がゴルフスクールに通うことにより、以下のようなメリットがあります。
正しいスイングを覚えられる
学生のうちに自分の力だけで正しいスイングを覚えるのは難しく、自分流でスイングを身につけてしまうと後から矯正するのはかなり時間がかかってしまいます。
コーチにアドバイスをもらいながら上達できるスクールに通うことで、効率的にレベルアップできるでしょう。特にスイングのフォームが身につく前の初心者には効果的です。
明確な目標を持って取り組みやすくなる
打ちっぱなしで練習しているだけだと、上達のための目標やポイントがあいまいなまま打ち続けているだけになってしまうケースは少なくありません。ゴルフスクールでのレッスンは毎回テーマがあり、普段から打ちっぱなしなどで練習をしている人には「宿題」という形で明確な目標を与えてくれるスクールが多いです。
スクールに通うことで、自主練習の際もテーマを持って上達に近づくトレーニングができるようになります。
ゴルフを継続するきっかけになる
学生のうちから継続的に練習してゴルフの技量を身につけておくと、いくつかのメリットがあります。
具体的には、社会人になってから上司とコミュニケーションを取るきっかけになる、基礎体力がつく、マナーが身につく、などのメリットがあります。他のスポーツにはない魅力のあるゴルフですが、ただ練習場で打っているだけではなかなか続かない方は多いと思います。
スクールに通うことで、ゴルフを継続するモチベーションを維持しやすくなります。
2.学生向け!ゴルフスクールの選び方
ゴルフスクールの選び方は基本的に大人と同じですが、多くのスクールの仕組み上、学生はスクール選びで注意するポイントが少し増えます。
具体的にどんなポイントへ目を向けるべきかチェックしてみましょう。
ジュニアor一般向け
ゴルフスクールは大きく「ジュニア」「一般向け」に分けられます。ジュニアは小学生もしくは幼児期からゴルフに親しみ、場合によってはプロになるための指導を施すのが目的のスクールです。一般向けは主に趣味でゴルフを行っている方向けにレッスンをするため、レッスンの進め方や仕組みが若干異なります。
ジュニアと一般向けの区分は年齢で区切られることがほとんどで、多くのスクールでは中学生もしくは高校生が基準になります。ジュニア専門のスクールや大人のみのスクールもあるため、気になるゴルフスクールがある場合はまずどんな種類のスクールなのか調べてみてください。
なお、一般向けゴルフスクールの選び方について、詳しくは初心者でも失敗しない!ゴルフスクールの選び方を解説でご紹介しています。
費用
特に高校生・大学生が自費で通うことを検討されている場合は価格が気になるかと思います。ゴルフスクールは集団形式・マンツーマン形式、練習場・インドア・コースレッスンなどさまざまな種類があり一概には言えませんが、安ければ月額6,500円程度~です。
一般向けの場合、スクールによっては学生割引が適用される場合があります。
ジュニアスクールは一般向けのスクールと比べると費用が比較的高くなります。しかしクラブを貸し出しているところが多いため、成長に応じてクラブを買い替える必要はありません。初心者は道具にコストをかける必要がない点では経済的です。
一般的なゴルフスクールの費用に関しては安いゴルフスクールを選ぶには?料金・相場と自分に合ったスクールを探す方法を解説で詳しくご紹介しています。
ルールについて教えてくれる
特に「最初からゴルフを教えてほしい」という場合は、ルールを分かりやすく教えてくれるスクールが良いでしょう。
体験レッスンに行ってみて、コーチとの相性を確かめることも重要です。
3.学生が身に着けるべきゴルフの初心者マナー5選
ゴルフは試合におけるマナーが多く、ラウンドデビュー前にしっかり身につけておく必要があります。
ここでは、スクールで指導することが多いゴルフの基礎的なマナーをいくつかご紹介します。
打つ人の近くに立たない
プレイヤー本人は打つことに集中するため、周りの状況を把握できているとは限りません。安全を考慮して特に打つ人のすぐ後ろには立たないように気を付けましょう。
またグリーンでは、パッティング時ライン上に影が落ちているとプレイに悪影響を及ぼす可能性があります。なるべくボールを打つ人から距離を取るようにしましょう。反対に自分がスイングするときは、周囲に人がいないかを必ず確認してから打つよう心がけてください。
プレイ中に大きな物音を立てない
ゴルフでは、大声で喋ったりわざと大きな音を立てたりする行為は他のプレイヤーの迷惑になるとしてマナー違反とみなされます。
打つ人がアドレスに入ったら、できるだけ大きな音を立てないように気を付けましょう。
バンカーショット後は地面をならしてから出る
バンカーショット後は「レーキ」と呼ばれる砂をならす道具を使い、地面を元通りにならしてから外に出ましょう。
次に来るプレイヤーのことを思いやるゴルフならではのルールです。
グリーン上では走らない
走り回ってグリーン上の芝を傷つける行為はマナー違反です。なるべく静かに歩くようにしましょう。カップにボールが入った際に喜んでジャンプするのも違反とみなされますので注意してください。
また、足を引きずって歩くとスパイク跡がグリーン上についてしまい、芝を傷つける要因になるため気を付けましょう。
ボールマークを治す
ボールがグリーン上に落ちたときにできる芝生のくぼみをボールマークと呼びます。
このくぼみはショット後にグリーンフォークという器具を使って、芝を寄せてもとに戻すのがマナーです。芝を切らないようにボールマークを寄せて、最後にパターで整えましょう。
4.まとめ
学生のうちからゴルフのスキルを身につけておくと、社会人になってからさまざまなメリットがあります。「幼少期の頃に始めなかったから意味がない」といったことは決してないため、興味があればぜひ挑戦してみるべきでしょう。
上達を目指す学生にはゴルフスクールがおすすめです。コーチにアドバイスをもらいながら効率的に技術を身につけられるため、初心者にもぴったりです。
ゴルフスクールに通うことを検討している場合は種類やコーチとの相性を基準に選ぶことをおすすめします。まずはお近くのゴルフスクールの見学・体験に行ってみましょう。