COLUMN
ゴルフ初心者が身につけたい上達コラム
【初心者】女性向け!ゴルフの基本スイングをマスターしよう
ゴルフ初心者がまず身につけるべきは基本的なスイングのフォームです。基本が身についていないと、飛距離や方向性にばらつきが出てしまい、スコアアップが難しくなります。ゴルフの上達には特にグリップの握り方や体重移動といった基礎的な動作をマスターすることが重要です。
また、初心者の方は「どこから始めたらいいかわからない」と戸惑うことも多いでしょう。特に女性は体力や筋力に不安を感じる方も少なくないと思いますが、基本を押さえた練習をすることで誰でも効率的に上達することが可能です。
本記事では、ゴルフを始めたばかりの方でも無理なく取り入れられるスイングの基礎を分かりやすく解説します。
【目次】
ゴルフスイングの基本①グリップ
インターロッキンググリップ
グリップのコツ
ゴルフスイングの基本②アドレス
基本の姿勢
アドレス時のポイント
ゴルフスイングの基本③スイング時の流れ
テークバック
トップ
ダウンスイング
ゴルフスイングの基本④アプローチとパッティング
アプローチ
パッティング
まとめ
ゴルフスイングの基本①グリップ
まずはクラブの握り方(グリップ)から基礎を押さえましょう。
女性は握力が比較的弱いことが多いため、しっかりと手に力を入れられるグリップを意識することが大切です。
インターロッキンググリップ
グリップの方法は人によって異なりますが、現在は右手の小指を左手の指にひっかける「インターロッキンググリップ」を使っている女性ゴルファーが多いです。
ゴルフでは右手(利き手)に力を入れすぎると手打ちになりやすいといわれています。インターロッキンググリップは両手に一体感が生まれて手首のスナップが自然になり、左手主導で体全体を使ったスイングが可能になります。
グリップのコツ
力を入れすぎるとスイングが硬くなってしまうので、自然に握りましょう。
手の平ではなく、指の付け根(指尖球)を使ってグリップするのがポイントです。
ゴルフスイングの基本②アドレス
次はスイング時の構え方、アドレスです。アドレスはスイング前にいくらでも調整できるので、バランスが悪くなっていないかチェックする癖をつけましょう。
基本の姿勢
①両足を揃えて肩幅程度に足を開き、ボールが体の中央にくるよう調整
②足の付け根から体を前に倒して前傾姿勢をとる
③肘の裏が正面を向くようにし、腕とクラブの角度を調整する
アドレス時のポイント
アドレス時、足を開く際の幅が広すぎると体の回転が制限され、狭すぎるとバランスを崩しやすくなってしまいます。足の幅は肩幅程度を意識しましょう。
肩と腰の向きは目標に対してスクエア(正面)になるように立つのがポイントです。
ボールの位置調整も重要です。アイアンの場合は両足の真ん中、ドライバーの場合はボールをやや左足寄りにすると力を入れてボールを飛ばしやすくなります。
ゴルフスイングの基本③スイング時の流れ
スイングの流れは基本的に「テークバック→トップ→ダウンスイング」の順番で動作を行います。それぞれの基本的なポイントを見ていきましょう。
テークバック
ゆっくりクラブを動かして始動します。
テークバックのときは上半身全体を回転させ、腕や手首に頼らないよう注意しましょう。
トップ
コンパクトなトップを意識し、手元が耳元まで上がった時点で切り返します。トップで一度止まってからスイングするのがポイントです。
女性は特に体が柔軟なので、肩が回りすぎてオーバースイングしやすいです。肩の回転は90度までを目安にしてください。
ダウンスイング
トップから切り返してダウンスイングでインパクトします。
力が入りにくいと感じる場合は「腕をしっかり振る」ことを優先し、飛距離アップを図りましょう。
足をしっかり揃えてスイングする感覚を持つことが大切です。
ゴルフスイングの基本④アプローチとパッティング
ドライバーとアイアンは上記のポイントを押さえれば問題ありませんが、飛距離を出すことが目的ではないアプローチとパッティングはそれぞれコツがあります。
アプローチ
飛びすぎを恐れて途中で動きを止めてしまう人が多いですが、しっかり振りぬくことが大切になります。
フォロー(ボールを打った後の動作)を意識的に大きく取ることで、スイングがスムーズになり、距離感を正確にコントロールできます。
パッティング
軽く当てても十分転がるため、力加減を慎重にするよう心がけましょう。
お尻・上半身が動かないよう注意するのがポイントです。
パッティングの詳しいコツはパターの打ち方|初心者向けの分かりやすいコツと練習方法を解説 で紹介しています。こちらもご参照ください。
まとめ
ゴルフ初心者の女性はクラブにしっかりと力を入れられるよう、スイングのフォームを客観的にチェックしてみましょう。
うまくボールが飛ばない、変な方向に飛んでいってしまう、という場合はまずグリップとアドレスができているかセルフチェックしてみることをおすすめします。
「自分で課題点が分からない」という方は、ゴルフレッスンでプロのコーチに教わるのも一つの手です。