COLUMN
ゴルフ初心者が身につけたい上達コラム
【女子でもできる】必見!ゴルフが上達する腹筋トレーニング
ゴルフのスキルアップに筋肉は必要ないと言われていたのも過去の話。トレーニングを通じた筋力アップがゴルフのスイング安定などにつながることから、現在では筋トレを推奨するプロゴルファーも数多くいます。
もちろん趣味でゴルフをやっている方にとっても筋力アップはとても重要です。全身の筋力をバランスよく鍛えることが大切ですが、特に体全体を支える筋肉である腹筋はしっかり鍛えるとよいでしょう。
本記事ではゴルフに腹筋が必要な理由や、女子でもできるおすすめの筋トレメニューをご紹介します。
【目次】
1.なぜゴルフ上達に腹筋が必要なのか
腹筋が正確なスイングを作る
飛距離アップにもつながる
特に必要な腹筋
2.宅トレでゴルフ上達!女子向け腹筋トレーニング
バイシクルクランチ
プランク
二―トゥーエルボ―
3.ジムで鍛えてゴルフ上達!女子向け腹筋トレーニング
アブドミナルクランチ
トーソローテーション
4.まとめ
1.なぜゴルフ上達に腹筋が必要なのか
腹筋は体幹を支えるために必要な筋肉です。生活のあらゆる場面で使う機会の多い筋肉ですが、ゴルフでも非常に重要な役割を担っています。具体的になぜ腹筋がゴルフ上達につながるのか、チェックしてみましょう。
腹筋が正確なスイングを作る
ゴルフは全身を使ってスイングするため、腹筋を鍛えることでスイングの安定性向上につながります。
ゴルフはアドレスからインパクトまで前傾姿勢をキープするのが基本です。スイングのとき腹筋に力が入っていないとアドレス時から下半身がブレてしまい、前傾姿勢を維持することができません。
特にバックスイングのあとトップから振り下ろす際に腹筋の力が必要です。腹筋の筋力がないと上半身が起き上がってしまい、正しい位置でインパクトできません。
トップやダフリ、シャンクなどのミスがよく出るという方は腹筋を使ってスイングできていないのが一つの原因かもしれません。
飛距離アップにもつながる
スイングが安定すればヘッドスピードが上がり、飛距離向上にもつながります。
アマチュアゴルファーが腹筋を完璧に鍛え上げる必要はありませんが、体幹を鍛えておくことで飛距離アップのための身体の基礎を作ることができるでしょう。
→腹筋以外も!飛距離アップに効く筋トレについて詳しくはこちら
特に必要な腹筋
ゴルフにおいて特に必要とされる腹筋は腹斜筋と腹横筋です。腹斜筋は体をひねって回転させるスイング時の動作に重要な筋肉で、鍛えることで安定してスイングすることができます。
腹横筋は上半身全体の安定性を高める役割があるほか、腰痛予防にもつながります。
ゴルフの練習はコースや練習場に行かないとできませんが、筋トレは忙しい日常生活にも取り入れられます。普段から腹斜筋や腹横筋を鍛えておくことでゴルフ上達に近づけるでしょう。
2.宅トレでゴルフ上達!女子向け腹筋トレーニング
家でできる初心者向けの腹筋トレーニングを3つご紹介します。
バイシクルクランチ
仰向けで自転車をこぐように動くトレーニングです。腹斜筋・腹横筋を鍛えられます。
・仰向けの状態で両手を頭の後ろで組む
・おへそを見るイメージで上体を軽く起こして足を上げながら、ふくらはぎが床と平行になる程度に膝を曲げる
・左膝を胸に寄せながら、右足をできるだけまっすぐ伸ばして上半身を左側にねじる
・元の姿勢に戻る
・右膝を胸に寄せながら、左足をできるだけまっすぐ伸ばして上半身を右側にねじる
→20回×3セット
胸に脚をしっかり引き寄せつつ、脇腹を使って上半身をひねる動きが大切です。
プランク
腹斜筋、腹横筋、おなかの前面にある腹直筋などを鍛えます。
・うつ伏せに寝転がる
・前腕・肘・つま先を地面につけて腰を起こしてキープ
→30秒×3セット
腰が高すぎたり低すぎたりしないよう注意します。
息を止めないよう意識しつつ、腕ではなく腹筋に力を入れるようにしましょう。
二―トゥーエルボ―
腹斜筋などを鍛えます。立ったままできるトレーニングなので、合間の時間におすすめ。
・肩幅に足を開いて立ち、耳の後ろに手を当てる
・両手を軽く握り、肘を曲げて上げておく
・右膝を上げて、左上半身をひねる
・元に戻して左右交互に続ける
→20回×3セット
3.ジムで鍛えてゴルフ上達!女子向け腹筋トレーニング
効率的に腹筋を鍛えたい、という方はジムでのトレーニングがおすすめです。
短時間で筋肉に負荷をかけて効果的に筋力を鍛えられます。負荷を調整できるので、体力に自信がない人にも最適でしょう。
アブドミナルクランチ
・マシンに座り、肘が直角になるようバーを握る
・バーを持ったまま上体を倒す
→ 10~15回×1~3セット
おへそを意識して背中を丸めるようにしましょう。
トーソローテーション
・パットを胸の上あたりにセットして、シートにひざで乗る
・レバーを両手で握り、胸をパッドに固定しながら体をひねる
・ひねり切ったらゆっくりと元の姿勢に戻す
上半身は動かないように、胸はパッドに固定した状態で脇腹に力を入れましょう。
4.まとめ
ゴルフの上達にはスイングの安定性を支える腹筋を鍛えるのが有効です。腹筋を鍛えることで安定した姿勢を保ったまま回転運動をする力をつけることができます。
飛距離をもっと伸ばしたい、スイングがブレることが多いと感じている方は、自宅やジムで腹筋トレーニングをしてみるのはいかがでしょうか。