安いゴルフスクールを選ぶには？料金・相場と自分に合ったスクールを探す方法を解説

ゴルフの腕前を早く上げるためにはプロに的確な指導がもらえるゴルフスクールに通うのが一番の近道です。特に初心者は基礎的なスイングのやり方などをアドバイスしてもらいながら練習することで、効率的に上達することができます。

しかし、ゴルフはクラブやウェアといった道具の準備だけでもかなりお金がかかりますし、一人で練習するにも練習場の料金を払わなければなりません。ゴルフスクールに通うのであれば、できるだけ料金を抑えておきたいですよね。

この記事では、ゴルフスクールの料金相場と安いゴルフスクールの選び方を解説します。

【目次】

１．ゴルフスクールの種類と料金相場

屋外練習場レッスン（打ちっぱなし）

インドア練習場レッスン（スタジオ、個室など）

ラウンドレッスン

２．失敗しない！安いゴルフスクールを探すときのポイント

人数規模を確かめる

自分に合ったコーチを選ぶ

体験レッスンに行ってみる

３．安く利用したいなら平日のレッスンがおすすめ

４．まとめ

１．ゴルフスクールの種類と料金相場

ゴルフスクールの種類は大きく分けて3種類。種類ごとに料金設定や相場が大きく異なるため、自分がどのタイプに通いたいのか考えたうえで料金を比較するのが重要です。

	グループレッスン料金相場	マンツーマンレッスン料金相場	特徴
屋外練習場レッスン	￥6,500～/月+ボール代	1回 ￥ 10,000～	飛距離の感覚をつかみやすい
インドア練習場レッスン	￥ 5,000～/月	1回 ￥ 10,000～	データ分析で上達のポイントを掴める
ラウンドレッスン	1回 ￥ 15,000～	1回 ￥ 15,000～	実際のラウンドで練習できる

屋外練習場レッスン（打ちっぱなし）

【相場】

￥ 6,500～/月+ボール代（グループレッスン）

1回 ￥ 10,000～（マンツーマンレッスン）

屋外練習場で行われるスクールはグループレッスンが主で、比較的低価格でレッスンを受けられるのが特徴です。マンツーマンの場合は都度払いの仕組みになっていることが多く、1時間のレッスン1回で￥10,000～が相場でしょう。

基本的にボール代とレッスン代が別に設定されているため、レッスン中の打球数によって最終的な料金は変動します。

ボールがどこにどう飛んだのか弾道がはっきり見えるので、飛距離の感覚をつかみやすいのが屋外練習場のメリット。空振りせずまっすぐ打てるようになりたい初心者には特に最適です。

実際のラウンドのような地面の凹凸はないので、実践的な練習には不向きだと言えます。

インドア練習場レッスン（スタジオ、個室など）

【相場】

￥ 15,000～/月（グループレッスン）

1回 ￥ 10,000～（マンツーマンレッスン）

インドア練習場は広いスペースが必要ないので、仕事帰りや家の近くなど気軽に通えるところが多いのがメリットです。人数上限やアクセスの良さによって料金帯が大きく異なるため、気になるスクールがある場合は個別に確認した方がよいでしょう。

スイングをビデオ撮影できるなどデータ分析によって上達のポイントを学べるため、スイングを中心に練習したい人におすすめです。

その一方、打球後にボールの行方を確認することができないので、実践的な感覚をつけたい人にはやや不向きでしょう。

ラウンドレッスン

【相場】 ￥ 15,000/回～

実際のコースで行うレッスンをラウンドレッスンと呼びます。1日かけてレッスンするため、昼食付きの価格に設定されていることが多いのが特徴です。

毎週通うには少し遠いと感じる立地で1日通してレッスンを行うケースが多く、グループレッスンであっても月額ではなく都度払いのシステムになっているところがほとんどです。コース戦略や実践的な応用テクニックなど、実際のコースで役に立つアドバイスをもらいたい中級者～上級者向けのレッスンだと言えるでしょう。

少人数でコースを回りながら指導するため料金も比較的割高で、1回3万円以上のスクールも珍しくありませんが、その分実践的なアドバイスをもらうことができます。普段他の形式でレッスンを開催しているスクールが定期的なイベントとしてラウンドレッスンを行う場合もあるため、ラウンドレッスンをやってみたいという方は通いたいスクールのイベント情報をあらかじめチェックしておくとよいでしょう。

２．失敗しない！安いゴルフスクールを探すときのポイント

屋外練習場でのレッスンなど安いゴルフスクールを選べば月額を抑えつつ練習量を増やすことも可能ですが、いざ通ってみるとイメージと違った…と感じてしまうケースもあります。

安さに気を取られて他の条件を見逃すと失敗してしまう可能性が高まるため、前もってゴルフスクール選びのポイントをいくつか押さえておきましょう。

人数規模を確かめる

グループレッスンの場合、人数規模は少なくて2～3人、多くて10人程度が上限です。価格が安い場合は定員数が多くみんなでワイワイ練習できますが、個人に合わせたコーチングは難しいでしょう。

反対に個人レッスンは他の人と比べず自分のペースでやりたい人に向いていますが、マンツーマンで教えてもらえる分価格帯は高めな傾向にあります。予算と自分が求めるサービスのバランスを考えて選びましょう。

自分に合ったコーチを選ぶ

コーチと合うかどうかはスクール選びにおいて最も重要な要素であるといっても過言ではありません。PGAティーチングプロ（TCP）など、ゴルフを教える資格を持っているかどうかも一つの指標になりますが、実際の人柄や教え方が自分に合っているかもしっかり見ておくとよいでしょう。

自分と価値観が似ている人、目指しているプレイスタイルでゴルフをしている人を選ぶことがとても大切です。

体験レッスンに行ってみる

無料で体験レッスンができるところもあるため、迷っている方はまず足を運んでみましょう。個人レッスンや少人数制のスクールは体験料として ￥ 1,000～ ￥ 5,000程度かかることが多いですが、通常のレッスンより安く設定されていることがほとんどです。

通い始める前に一度体験でレッスンを受けてみて、どんなコーチなのか知っておくことをおすすめします。

３．安く利用したいなら平日のレッスンがおすすめ

ゴルフスクールで可能な限り安くレッスンを受けたい場合、土日ではなく平日に通うのがおすすめです。

例えば、ゴルフ倶楽部大樹では平日と休日でボール代が異なるため、平日の方が安く済みます。ボール代がない形式のスクールも平日利用なら料金が割引になることが多いので、気になるスクールをチェックしてみるとよいでしょう。

４．まとめ

安いゴルフスクールを選ぶには、まず自分が「屋外練習場」「インドア」「ラウンドレッスン」どの形式のレッスンを受けたいか考えてから検討するとよいでしょう。

同じ形式のゴルフスクールでも人数規模やアクセスによって大きく料金相場が異なりますので、まずはお近くのゴルフスクールを検索してみてください。