COLUMN
ゴルフ初心者が身につけたい上達コラム
ゴルフレッスンは“意味ない”?ダメなレッスン・良いレッスンをプロ目線で解説
ゴルフをもっと上達させたいと思い、ゴルフレッスンを受けたいと考えている方は多いのではないでしょうか。仕事の合間の忙しい時間を縫い、安くはない月額を払って通うからには必ず上達したいですよね。
きちんとしたスクールで適切な指導を受けられれば誰でもゴルフが上達していきますが、中には相性が悪くあまり効果を感じられなかったり、「意味がない」と感じてしまったりするケースがあるかもしれません。
本記事ではダメなレッスン・良いレッスンの特徴や上達するためのポイントを、実際にゴルフスクールのレッスンに携わっているスタッフのコメントを交えつつご紹介します。
【目次】
1.ダメなゴルフレッスンの特徴
自分から質問できない
コーチとやり方が合わない
楽しいと思えない
2.良いゴルフレッスンの特徴
コーチの雰囲気・やり方が自分に合っている
質問しやすい環境
長く続けている人が多い
3.ゴルフレッスンに「やめどき」はある?
4.「意味ない」にしない!上手くなるためのゴルフレッスン
楽しんでレッスンに通う
コーチのアドバイスを素直に聞く
普段から練習に取り組む
5.まとめ
1.ダメなゴルフレッスンの特徴
「ダメなレッスン」になってしまう原因はさまざまですが、おおよそコーチと生徒の相性によるところが多い傾向にあります。
相性が悪いゴルフレッスンに通ってもいまいち効果が出ず、「意味がない」と感じてしまうかもしれません。以下の特徴に当てはまりそうなら注意したほうが良いでしょう。
自分から質問できない
特に集団形式のゴルフレッスンの場合、コーチが常に見てくれているとは限りません。効率的に上達するには自分からどんどん質問していく必要があります。
ほとんどのゴルフスクールでは何も言わずともコーチが見てアドバイスをくれるかと思いますが、自分から質問しづらい雰囲気だと問題点を改善するのに時間がかかってしまいます。「コーチに何も聞けず、1コマただボールを打って終わってしまった…」というレッスンになってしまっては、一人で打ちっぱなしをやっているのとほとんど同じです。
質問しづらいと感じるようでしたら、マンツーマン・少人数のレッスンに切り替えるのも一つの手かもしれません。とにかく自分から積極的に質問できるようなスクールを選ぶのがポイントです。
スタッフからの一言コメント
コーチへ質問したあと、教わった内容をよく理解せずに自分流でやってしまう方は上達しづらい傾向にあるかもしれません。
せっかくレッスンに通っているので、アドバイスを生かして今までのスタイルから積極的に変えていける方が上手くなりやすいと思います。
コーチとやり方が合わない
スコアを縮めるためのアプローチは人それぞれで、「絶対にこれが正解」という打ち方・戦略はありません。
コーチによって教え方の方針が違うため、「あの本に書いてあったことと真逆のことをコーチが言っている」といったことも起こりえるでしょう。基本的にはコーチのプレイスタイルや教え方に合わせて技術を身に着けていくのが上達のコツです。
自分のやり方を通しすぎてコーチのアドバイスを上手く取り入れられないと感じているなら、それはダメなレッスンだと言えるかもしれません。
スタッフからの一言コメント
レッスンには毎回テーマがあり、例えば「今週はアプローチショット」「来週はドライバーショット」などその日のテーマに沿ってまんべんなく技術を身に着けられるようになっています。
コーチの言うことを聞かず、決められたテーマ以外の練習をしてしまう方は技術が偏ってしまいあまり上達しない傾向にあります。
楽しいと思えない
継続・上達に一番重要なのは楽しんでレッスンに取り組むことです。
付き合いや義務感でレッスンに行ってもあまり効果を感じられないでしょう。また、レッスンを受けていてつまらないと思うようであればコーチを変えるべきかもしれません。
スタッフからの一言コメント
「ただレッスンに来るだけで上達するか」というと、必ずしもそうではありません。
コーチの言うことを理解して練習に取り組むことが大切ですので、来ているだけでアドバイスを実践できないような環境だと上達できないレッスンになっている可能性があります。
2.良いゴルフレッスンの特徴
以下のようなゴルフレッスンは上達しやすく良い環境だと言えるでしょう。
コーチの雰囲気・やり方が自分に合っている
コーチの雰囲気ややり方が自分に合っているかどうかも上達には非常に重要です。
レッスンコーチを選ぶ際はゴルフの腕前や大会成績だけで判断するのではなく、人間として接しやすいか、自分に合ったサポートをしてくれるかをしっかり見ておきましょう。
中級者以上はコーチのプレイスタイルが自分に合っているかもチェックしておくとミスマッチを防げます。
質問しやすい環境
「質問しやすい」と思える環境かどうかはとても大切です。コーチとの相性やレッスンの人数によって質問のしやすさはかなり変わるため、どんどん質問して改善できるなら良いレッスンだと言えるでしょう。
長く続けている人が多い
長く続けている人が多いスクールは楽しく上達できていると感じる人が多く、レッスンの雰囲気や教え方の質が良い傾向にあります。
もちろん人によって居心地のいい条件は変わってくるため一概には言えませんが、長く続けている人が一定数いるなら継続しやすい環境が整っている傾向にあります。
3.ゴルフレッスンに「やめどき」はある?
ゴルフレッスンは「上手くなったからやめる」という基準があるわけではなく、一流のプロゴルファーでもフォームや戦略を見てもらう目的でコーチにレッスンを受けているケースも少なくありません。
アマチュアであればある程度上達した後も楽しくゴルフをプレイするきっかけとして続けている人も多いでしょう。
したがって明確な「やめどき」はありませんが、ゴルフを上達させる目的でレッスンに通う場合はスコアを一つの基準にするのも一つの手です。
「達成したからこれがやめどき」というわけではないものの、100切り、90切り、80切りなど目標を決めて取り組むことでモチベーションを高めることにもつながります。
4.「意味ない」にしない!上手くなるためのゴルフレッスン
レッスンで効率よく上達するにはゴルフレッスンをどのように受けるかも非常に大切です。
上手くなるためにはどんなポイントを押さえてレッスンを受けるべきか、改めてチェックしていきましょう。
楽しんでレッスンに通う
上達することはもちろんレッスンの大きな目的となりますが、大人の習い事は楽しんでリフレッシュしてこそ本当の意味があります。
楽しむことで練習にも積極的に取り組むことができるようになり、最終的には上達していくでしょう。
普段から練習に取り組む
レッスンでは苦手なところやできないところをレッスンプロの視点から教えてもらえるため、上達のスピードが早くなります。しかし、教えてもらったことを実践で身につけなければスキルアップにはつながりません。
できればレッスン外の時間で練習に取り組める環境を作っておくとよいでしょう。
コーチのアドバイスを素直に聞く
特にネットで情報収集したり本を読んだりするのが好きな方は、いろいろな意見を聞きすぎて先生のアドバイスを受け入れられていない状態になっていないか注意した方がいいかもしれません。
自己流になる前にコーチのアドバイスをしっかり聞き、素直に実践できるようにするとレッスンがより有意義なものになります。
スタッフからの一言コメント
コーチの指導方針を理解し、コミュニケーションをとりながらアドバイスを実践する素直さがある方は上達しやすいと思います。
「本当に上手くなりたいから一からやり直すつもりで受けに来た」という方はぐんぐん上手くなることが多いです。
5.まとめ
「意味がないのでは?」と言われてしまうこともあるゴルフレッスンですが、ゴルフに関する知識やスキルを持ったコーチに直接アドバイスをもらえるため効率的に上達したい方には最適です。
あまり効果を感じられない場合、コーチとの相性が悪くアドバイスを素直に受け入れられていない可能性があります。楽しみつつ指導してもらった内容を実践に移せるかどうかが上達のカギを握っていると言えるでしょう。
ゴルフレッスンを有意義なものにするにはゴルフスクール選びも非常に重要です。スクールの選び方については初心者でも失敗しない!ゴルフスクールの選び方を解説をご参照ください。